田中建設工業という企業の解説 企業概要~解体工事のプロフェショナル

当社は 1982 年、東京都文京区で創業者の田中俊昭氏が勤務していた工務店
のれん分けのような形で設立され、96 年に現在の社名に商号変更された。東京
都港区への本社移転などを経て、現在に至る。当社は一般ビルの解体工事の施
工監理を行っており、代表的な解体施工実績としては、10 年(完工年、以下同
様)の「横浜プリンスホテル地下・地上解体工事」、15 年の「日本青年館等とり
こわし工事」、16 年の「ホテルオークラ東京本館解体工事」、17 年の「春日・
後楽園駅前地区市街地再開発」などが挙げられる。プラント解体工事の施工監
理を行う企業や、解体工事の施工監理も行う廃棄物処理企業は現在上場してい
るが、一般ビルの解体工事を中心とした企業の上場は当社が初となる。

解体工事の施工監理に特化

当社は首都圏での一般ビルを中心とした建築構造物の解体工事と、それに付帯
する工事(アスベスト除去など)の施工監理に業務を特化している。

デベロッパーや開発組合といった施主から直接、あるいは、ゼネコンなどを介して工事
を受注する。

当社は重機などを保有しておらず、直接施工を行わず、解体や廃棄物処理アスベスト除去などを当社の協力会社へ外注し、当社は工事の監督、施工監理、安全管理などを行っている.